11月23日は新嘗祭の日です

守るべきもの

今日は11月23日、国民の祝日・勤労感謝の日です。
が、もともとは新嘗祭が行われる日です。
現在でも、全国各地津々浦々の神社では新嘗祭のお祭りが行われています。
宮中祭祀の中では最も重要なお祭りとされ、11月23日の新嘗祭は宮内庁の公式サイトでは「天皇陛下が神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。 天皇陛下自らご栽培になった  新穀もお供えになる」と紹介されています。
なお、11月23日に固定されたのは今からちょうど150年前の明治6年で、それ以来現在まで続いています。
そして天皇陛下が即位後初めて迎える新嘗祭のことを大嘗祭と言います。
この大嘗祭を経て神々も認める真の天皇陛下になられるというとても重要な儀式となっています。
平成から令和への御代替わりの際の大嘗祭は令和2年の11月14日の夜から15日の未明にかけて行われました。
そしてまたこの新嘗祭の日を経て初めて、皇室の皆様方は新米を召し上がるそうです。
このような厳かな儀式が粛々と行われている日本。
我が国は天皇陛下の祈りによって守られている国なのだということを実感すると同時に、この伝統を守り、多くの若い人たちにも伝えていきたいと思います。

伊勢神宮の公式サイトより