雑記

雑記

公衆衛生と個人の尊厳──ワクチン政策をめぐる記憶と責任

はじめに――「さざなみ」と呼ばれた感染状況2021年春、日本の新型コロナ新規陽性者数は欧米諸国と比べて桁違いに少なく、「さざなみ(波紋程度)」と形容されました。これは当時、内閣官房参与だった経済学者・高橋洋一氏の発言に端を発し、国内感染の波...
雑記

【第5回】総括と提言 – 私たちはこれからどう向き合うべきか

「浜松市における新型コロナワクチン接種後死亡データの客観的分析」解説シリーズ、最終回となる第5回です。今回は、これまでの分析を総括し、海外との比較、そして私たちの提言をもって締めくくりたいと思います。これまでの分析のまとめこのシリーズで見て...
雑記

【第4回】ワクチンロットによる差異と日本の超過死亡 – 浜松市のデータと全国の傾向を探る

「浜松市における新型コロナワクチン接種後死亡データの客観的分析」解説シリーズ第4回。今回は、よりミクロな視点である「ワクチンロット」と、マクロな視点である「日本全体の超過死亡」という、2つのテーマからデータを考察します。ワクチンロットによる...
雑記

【第3回】データで見る「接種後死亡率」と「死亡の波」- 非接種者との比較と時系列分析

「浜松市における新型コロナワクチン接種後死亡データの客観的分析」解説シリーズ第3回。今回は、分析をさらに一歩進め、「死亡率」と「死亡者数の推移」という2つの重要な視点からデータを見ていきます。 接種者と非接種者、死亡率に違いはあったか?前回...
雑記

【第2回】浜松市の接種状況と接種後死亡の全体像 – データが示す年代別の傾向とは

「浜松市における新型コロナワクチン接種後死亡データの客観的分析」の解説シリーズ、第2回をお届けします。今回は、浜松市の「接種状況」と「接種後の死亡者数」の全体像を、データとグラフを基に見ていきましょう。 接種回数が増えるにつれ、接種率はどう...
雑記

【第1回】市民の判断材料となるために – 浜松市ワクチン接種後死亡データ分析、調査開始の背景と目的

この度、私たちは「浜松市における新型コロナワクチン接種後死亡データの客観的分析」と題した調査報告書を発表いたしました。本記事から5回にわたり、この報告書の内容を分かりやすく解説していきます。第1回は、私たちがなぜこの調査を行ったのか、その背...
学術

日本のエネルギー政策とガソリンスタンド

最近、ガソリン価格と税金が話題となっており、多くの解説がなされています。それらはガソリンの税制のおかしさを中心に書かれていますので、その観点についてはそれらの解説を参照いただきたいと思います。本稿では日本のエネルギー政策と税制度がどのように...
学術

「カルト化した政党」で発生した問題

《物事の本質を見極め、正しく判断する力を身につけると共に、国民に気づきのきっかけとなる情報を提供する》前回の「カルト化した政党の危険性」で「深刻な問題点」としてあげた一部である以下の内容を振り返ってみます。(1) カルト化した政党では、指導...
学術

カルト化した政党の危険性

昨今、カルト化した政党の台頭が目立つようになっています。これは既存政党があまりに不甲斐ないことで起こったことですが、カルト化した政党が社会をよくすることはあり得ません。社会にとって危険な兆候とも言えます。今回はカルト化した政党が何をもたらす...
雑記

新型コロナワクチン接種の効果はなかった?むしろ逆効果では?

新型コロナワクチン接種は2021年4月12日から開始されました。接種を呼びかけるにあたり言われていたことを振り返ってみましょう。当初は「2回打てば発症と重症化を抑えられる」「接種は任意である」「医療従事者と高齢者を守るため、彼らから先に打つ...