代表あいさつ

志氣友学舎は日本を良くしたいという志を立てた仲間が集う組織です。
私たちは、私たち自身と子供たち、そして将来の子孫のために共に行動し、関係諸団体との緩やかな共同調和によって、地域社会における個人の人徳を高め、社会全体に恩恵をもたらす活動をしてまいります。

自分さえ良ければいいという一部の利己主義者の行為によって、日本人本来の高い道徳意識が乱されることのないように、日ごろから正しい情報を集め、私利私欲にまみれた言動を排除していくことが必要です。

現在の政治においては私たちのほとんどが、議員個人ではなく、政党が主体だと思わされています。
これは選挙において、政党の幹部が運動員や選挙資金の配分を決定する権限を握っていることで、議員、候補者個人がその言いなりにならざるを得ない構造となっていることによります。
しかし日本国憲法前文にもあるとおり、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受」しなければなりません。
つまり、本来は、国民主権である我が国では有権者が権威、権限を持つべきで、恩恵を受けるのは政党ではなく国民でなければなりません。

私たちが幸福に暮らしていくためには、人間同士、人として互いを慈しみ敬愛する崇高な概念が不可欠であり、その礎となるのは地域に残る祭りや伝統文化です。
私たちはこれらを大切にするとともに、これと密接に関係する身近な農林水産業を大切にしてまいります。

政治が変わるのは最後です。
すなわち、政治というのは、先人偉人に学び、穏やかで清らかな心で世の中を見て、明日を信じ友を選んで行動し、まずは身近なところから変えていくことで、結果として最後に変わるものです。
誰かが作った動画を見て、世の中が悪い、政治が悪いと言い募るのではなく、自分の地域のことを調べ、考え、行動し、地域の政治家を選ぶ指針から始めることが必要です。
その原点は日々の生活や仕事の中からも感じることができるはずです。

私たちの大切なものを守り、後世に伝えていくため、静岡県内の保守の皆さまにご指導いただきながら活動してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

令和5年11月吉日 志氣友学舎 代表 森 努