日本国民の皆さま、おめでとうございます

活動報告

日本には皇紀というオリジナルカレンダーがあります。
神武天皇が即位されたのは紀元前660年ですので、令和6年は皇紀2684年です。
日本の歴史の古さをあらためて感じることができます。
今日は皇紀2684年紀元節です。
日本の皆さま、おめでとうございます。
私たちは今日、アクトシティ浜松の中ホールで開催された「浜松市建国記念の日奉祝記念式典」にスタッフとして参加させていただきました。
浜松での記念式典は、今年40回目を迎えたそうです。
国家の誕生日なので、行政が主催してもよいと思うのですが、この式典の主催者は浜松市建国記念の日奉祝運営委員会になっています。
26歳の頃から40年間にわたって、運営委員会をリードして来られた実行委員長に直接お話を聞く機会がありましたが、ネットが発達した現代においても、古くからの慣習が各地に残されていることを示す貴重なエピソードがいくつもありました。
プログラムには、今年の歌会始に天皇皇后両陛下が歌われた和歌が紹介されていました。

開式の辞の後、国歌斉唱、拝礼と続きます。
拝礼の後の式辞では、御室会長が、今年の元日の能登地震の日に、天皇陛下はお休みになられず、一晩中国民の安寧のために祈られたことを紹介されました。
続いて浜松市長や浜松市議会議長、衆議院議員の先生方が祝辞を述べられました。
どの先生も壇上高くに掲げられた国旗に深々と頭を下げられ、日本の歴史と伝統に誇りを持ち、同時に国の行く末を案じ、国を護るという決意に満ちた素晴らしいお話でした。
ぜひ、日本の素晴らしさを子供たちに学校で教えていただきたいと思います。
奉祝歌の後、最後は受付で受け取った小さな国旗を掲げての万歳三唱です。
会場いっぱいに美しい日の丸がはためきました。

10分間の休憩の後、第2部は江崎道朗先生の記念講演です。
今日は「台湾・沖縄有事と日本の国家戦略」というテーマでお話しくださいました。
最近になって中国は台湾・尖閣奪取作戦を本格的に始めたこと、日本ではそれに備えて先島諸島12万人の避難計画を立て、九州では受け入れ準備を進めていることなど、非常に緊迫した事態になっていることを話されました。
「もう戦後ではない。新たな戦争の戦前である。」という言葉が、聴講者に覚悟を迫っているようでした。
また、無策を指摘する政権批判がネット上にあふれていることについて、SNSなどで政府の公式発表をしっかりフォローすることの大切さを強調されました。
私たちは日本の文化を学び、守っていくことを主目的としていますが、政治のことも同時に学んでいかなければならないと改めて感じさせられた講演会でした。

令和6年2月11日 紀元節 アクトシティ浜松中ホールにて